札幌市地下鉄における段差解消整備について
さっぽろ市では交通局を中心に、地下鉄ホームと車両の間に生じる段差や隙間を縮小するための整備工事が進められています。
これまで、車いすを利用されている方は、駅の事務室で行き先を伝えることで、駅員がホームと車両の間に乗降用スロープ板を設置し、乗車の介助を行う仕組みが取られてきました。
また、降車駅においても駅員が待機し、地下鉄のドアが開いた後に乗降用スロープ板を用いて、安全に降車できる体制が整えられていました。
令和3年以降、札幌市地下鉄全49駅における車いす利用者やベビーカー利用者などの乗降介助件数は、年間35,000件を超えています。
特に大通駅は、南北線・東西線・東豊線の3路線が乗り入れる駅であることから、介助を必要とする利用者の利用が多く、専用の乗降介助対応班を編成して対応が行われてきました。
このように、これまで多くの利用者が安心して地下鉄を利用できるよう、駅員による丁寧な対応が続けられてきました。一方で、利用者・職員双方にとっての課題も明らかになっています。
駅員にとっては、乗降介助に伴う体力面での負担が大きいことが挙げられます。
また、利用者にとっては、急いでいる際に利用しにくいことや、事前連絡をしないと利用が難しいこと、駅員の配置が少ない時間帯には待ち時間が発生すること、さらに、スロープ板を用いた乗降介助を依頼すること自体に、心苦しさや遠慮を感じる利用者もいます。
そのため、令和6年度より、車いす利用者やベビーカーの方が、より安心してスムーズに乗り降りできるよう、段差や隙間そのものを縮小する工事が順次進められています。



イラストはイメージです。
工事の実施時期や詳しい内容については、